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つばさの日常を綴るのーと

サッカーの歴史がかわる?FIFA公式戦初導入、ビデオ判定「VAR」について思うこと

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こんにちは、つばさ(@tsubasa123)です。

 

昨夜はFIFAクラブワールドカップで開催国代表の鹿島アントラーズが南米王者のアトレティコ・ナシオナルを破って日本勢としては初めての決勝進出を決めました。テレビ観戦でしたがあっという間の90分でした。良く勝てたな、というのが正直なところです。

 

いろいろと感想も書きたいところですが、この試合の勝敗を決定づけたと言っても過言ではない「VAR」について調べたことをまとめたいと思います。私も知らなかったので勉強になりました。

 

VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)とは

 

簡単に言えばビデオで判定を確認することができるシステムです。Wikipediaにはサッカーの審判補助システム、として掲載されています。あくまで補助的な仕組みで、ビデオの内容が絶対ではなく、あくまでも主審が最終的な決定権を持っています。

 

きわどいプレーや明らかに誤審と思われるシーンがあった場合、ピッチの外から無線で審判に通知を行うことができ、審判はそれを受けて試合を止め映像を、確認して正しいジャッジができるようになります。

 

映像室に試合全体を見渡すことのできる設備と専属の審判がおり、得点に関するもの、または試合の流れにかかわるもの(悪質なファールによるカードの提示等)に関してはここから無線で審判に通知を行います。なんでもかんでも止めるわけではなく、重要なシーンに限って通知を行うようです。サッカーの試合がスピーディーに行われることを阻害しないように配慮されています。

 

昔からジャッジへの疑問が残る試合のたびに導入を望む声が上がっていましたが、FIFAの反対により導入は中止されてきました。が、昨日の試合で初めてFIFAが主催する公式の試合での導入が行われました。やっと時代に追いついてきた感じがします。

 

海外ではすでに導入が進んでいた

 

これは調べるまで知らなかった情報です。所詮、私はにわかサッカーファンなので。

 

2016年9月1日にバリで行われたイタリア対フランスの練習試合で初のテストが実地されました。この試合では2度のシーンでVARにより主審に正しいジャッジを下すための助言が行われました。選手も納得してジャッジを受け入れたとあるので、やはりビデオで証拠があるというのは抑止的な働きもありそうです。

 

その後もアヤックスやフェイエノールトの公式戦で導入されたとWikipediaに載っているので、オランダリーグでは導入が進んでいるようですね。VARの助言によってレッドカードの判定がだされたことに対して抗議があったりとまだ運用が不安定なのかもしれませんが、いい見本になって欲しいものです。

 

過去に誤審はたくさんあった

 

サッカーは両チーム合わせて22人の選手を一人の主審がコントロールする必要のあるスポーツです。あの広いピッチを走り回り、大勢の選手をたった一人で裁かなければいけないため、それゆえに誤審の多いスポーツだと言われてきました。

 

www.youtube.com

 

最近だとワールドカップアジア予選の初戦、日本のホームで行われたUAE戦が記憶に新しいのではないでしょうか。浅野選手のシュート、入っているように見えますよね。しかし審判の判定はノーゴール。ホームなのにそりゃないよ。

 

サッカーは点が入りにくいスポーツですので、得点に絡む誤審はそのままチームの勝敗に影響を与えます。誤審で勝敗が決まってしまうのはおもしろいものではありません。先の試合はワールドカップへの出場をかけた大事な試合、しかもホーム初戦で勢いに乗りたい大事な試合だったため、あの誤審は日本にとって非常に痛いものとなりました。

 

審判の目を盗んで行うプレーも上手さのうち、という意見もあります。それ自体はその通りだと思いますし、ミスや運も含めてサッカーを楽しんでいる派ではあります。ですが、やはり明らかな誤審に関しては異を唱えたいものですし、訂正できる仕組みがあってもいいんじゃないでしょうか。

 

クラブワールドカップでの歴史的瞬間

 

TwitterやYoutube上に動画がいくつか上がっており、それなりに注目もされているようです。私も1つ引用させていただきます。

 

www.youtube.com

 

ペナルティエリア内での明らかなファール。足ひっかけて倒してますね。角度的にも密集地帯の奥の方でしたので主審からも隠れて見えにくいところだったと思います。

 

今回のVARがなければ見逃されていたシーンです。今までもこのようなシーンはたくさんあったんでしょうね。

 

ファールがあったタイミングから遅れてPKの判定が行われたため違和感というかピッチ上、解説、そしておそらく観戦していた多くの人が、なになに?ってなった瞬間だったと思います。まさに歴史的瞬間!これからVARが普及すれば、あ~、さっきのシーンの確認か?ってなるのでしょうか。

 

導入における問題点

 

とまぁ、今後の試合において誤審を減らすことに一役買ってくれるであろうVARですがすぐに全試合で導入、とはいかないだろうなというのが私の予想です。

 

時間が止まる(時間がかかる)

 

昨夜のPKのシーンは前半の30分ごろに起きましたが、このジャッジにアトレティコ・ナシオナルの選手が抗議し試合の流れが止まりました。前半のアディショナルタイムは3分。前半にしては長い方だと思います。それだけ試合が中断していたということです。

 

これも好みがあると思いますが、試合の流れが止まるのを嫌う人もいるようです。私の同僚がそのタイプの人でした。サッカーの魅力の1つはスピーディーな展開だと申しておりました。わからなくはないですけどね。たしかに白熱した展開の最中に長い中断があると熱は冷めてしまうかも。

 

今までFIFAがVARの導入に反対していた理由の1つもこのプレーを止めることを嫌ってでした。VARもできるだけプレイを止めないように配慮されてはいますが、これからどのようにシステムを落とし込んでいくのか注目したいところです。

 

時間がかかると困る人もいるかも

 

それと、時間が止まってその分アディショナルタイムが増えると全体的に試合にかかる時間が増えてしまいます。テレビ観戦がメインの私にはそこまで影響はないのですが、現地に訪れている方は帰路のスケジュールに影響があるかもしれません。

 

テレビ放送の場合も時間に限りがある場合、最後まで放送できない可能性が出てきます。久しく見ていませんが、野球中継がいいところで終わってしまうあの感覚。スッキリしませんし、後続のテレビ番組にも影響するのでやめてほしいところです。テレビ局側にとってもサッカーの試合を扱いづらくなってしまう可能性も。ちょっと考えすぎかな。

 

お金がかかる

 

新しい設備の導入にはお金がかかります。これは当然のことなのですが、サッカーは途上国でも開催されるものですのでどこでもすぐに導入できるかといえばそんなことはありません。ない袖は振れないのです。

 

また、1試合に必要となる審判の数が増えればそれだけ人件費もかかります。サッカーは人気スポーツですので、この制度が受け入れられてより収益を上げるコンテンツとなればいいのですが、そう簡単にはいかないのかた、とも思っています。

 

私は導入に大賛成

 

賛否両論あるこのシステムですが、私はどちらかというと大賛成です。

 

明らかな誤審はゲームを圧倒的につまらなくしますから。たとえ贔屓のチームが得をする判定だったとしてもあからさまに判定がおかしいと素直には喜べません。これは私のチーム愛が足りないだけかもしれませんし、個人差はあると思います。

 

あとまぁ、日本にとっては比較的有利に働くシステムなのかなと思うところもあります。良くも悪くも日本のサッカーはクリーンなものだと思いますので。南米系の選手がみせるマリーシアが通用しなくなる、もしくはそこに罰則が適用されるようになると日本にも逆転のチャンスがあるかもしれませんね。

 

マリーシアもテクニックの内なので全てが悪いとは言いません。うまく倒れたな!と思わされるシーンもありますので。ただ、あからさまなファールや選手を傷つけるような行為は見ていて気持ちのいいものではありませんので、そのような行為が少なくなるのであればやはりVARには賛成ですね。

 

さいごに

 

VARについてざっと調べたことと思ったことをまとめました。

 

昨夜の試合のPKのジャッジはやはり印象が強かったです。ぜひ国内リーグでも大事な試合では導入を検討してもらいたいものです。あと、ワールドカップ予選にも。中東の笛はもう嫌だよ。

 

とにかく、この仕組みが普及してサッカーの悪い部分が是正されより人気のあるコンテンツになってくれればうれしいですね。

 

ではでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。